
鉄板を切るところから、
溶接・塗装まで。
工作機械のカバーを36人でつくっています。
- 年間休日
- 118日
- 残業
- 月12時間ほど
- 資格の費用
- 会社持ち
- 寮
- 月1万円
この会社は見本として作った架空の会社です
仕事を選ぶと、1日の流れが分かります。
押すと、一人前になるまでの年数と、取れる資格、その仕事の先輩の一言も切り替わります。
1日の流れ
- 8:00朝礼(5分)。その日の急ぎの仕事を聞く
- 8:05図面を見て、ベンダー(板を曲げる機械)の金型を付けかえる。この準備を「段取り」と呼びます
- 8:401枚だけ試しに曲げて、角度と寸法を測る
- 9:00同じ形を、続けて曲げる
- 10:00休憩(10分)
- 10:10レーザーで切った板を受け取り、次の図面の段取り
- 12:00昼休み(60分)
- 13:00曲げの続き。溶接に回す前に、穴の位置を図面と合わせる
- 15:00休憩(10分)
- 15:10新人は、先輩の段取りを横で見てメモを取る
- 16:45金型を棚に戻して、床を掃く
- 17:00終業

先輩の一言
「90度に曲げたはずが、92度に戻ってしまう。最初の1か月は、その2度を直すだけで1日が終わりました。」
一人前まで
1年目
先輩が段取りした機械で、決まった形を曲げる。ノギス(寸法を細かく測る道具)を使えるようになる
3年目
図面を読み、曲げる順番と金型を自分で決める。レーザー加工機の操作も覚える
5年目
曲げが10か所を超える、箱の形のカバーをまかされる。新人に段取りを教える
取れる資格
- 技能検定 工場板金(機械板金作業)2級・1級
- 玉掛け技能講習
- クレーンの特別教育(つり上げ5トン未満)
- フォークリフト運転技能講習
講習と試験の費用は会社が出します。講習の日も給料が出ます。
レーザーで鉄板を切り、ベンダーで曲げて、カバーの形にします。
板金の仕事をくわしく見る1日の流れ
- 8:00朝礼(5分)
- 8:05板金から届いた部品を、治具に並べる。治具は、部品を決まった位置に押さえる台
- 8:30仮付け(点で軽く留める)をして、寸法を測る
- 9:00本溶接。鉄は半自動溶接、ステンレスはTIG溶接で
- 10:00休憩(10分)
- 10:10熱でゆがんだ所を、ハンマーとバーナーで直す(ひずみ取り)
- 12:00昼休み(60分)
- 13:00同じ形の部品は、溶接ロボットにのせる。終わったら溶接の線(ビード)を磨く
- 15:00休憩(10分)
- 15:10塗装に渡す前に、溶接に割れや穴がないかを目で見る
- 16:45ガスの元栓を閉めて、トーチの先を掃除
- 17:00終業

先輩の一言
「ステンレスは、熱を入れすぎると紫色に焼けます。色を見ながら、手を動かす速さを変えます。」
一人前まで
1年目
アーク溶接の特別教育を受けてから、台に置いた鉄板を上から溶接する。仮付けと、ビードの磨きも
3年目
立てた板や、横向きの溶接もこなす。ステンレスのTIG溶接を始める
5年目
熱で曲がりやすい薄いステンレスを、ゆがめずに溶接する。溶接ロボットに動きを覚えさせる
取れる資格
- アーク溶接の特別教育
- JIS溶接技能者評価試験 SA-2F → SA-2V・SA-2H(半自動)
- JIS溶接技能者評価試験 TN-F(ステンレスのTIG)
- 玉掛け技能講習
講習と試験の費用は会社が出します。講習の日も給料が出ます。
曲げた板どうしを熱で溶かしてつなぎ、箱の形にします。
溶接の仕事をくわしく見る1日の流れ
- 8:00朝礼(5分)
- 8:05焼付炉のスイッチを入れる。塗った部品は、この炉で焼いて固める。温まるまでに、部品をハンガーに吊るす
- 8:30塗らない穴やねじを、テープや栓でふさぐ(マスキング)
- 9:30ブースで、粉の塗料を吹きつける(粉体塗装)
- 10:00休憩(10分)
- 10:10塗った部品を炉に入れて、180℃で20分ほど焼く
- 12:00昼休み(60分)
- 13:00冷めた部品を色見本と並べ、決めた照明の下で色を確かめる
- 14:00数の少ない注文は、液体の塗料をスプレーガンで塗る
- 15:00休憩(10分)
- 15:10膜厚計で、塗料の厚さを測る
- 16:45ガンとホースを掃除して、炉を止める
- 17:00終業

先輩の一言
「同じグレーでも、光が変わると違って見えます。だから色は、いつも決めた照明の下で見本と比べます。」
一人前まで
1年目
マスキングと吊るし、炉の出し入れ。先輩が塗る横で、ガンを離す距離と動かす速さを覚える
3年目
箱の内側の角のように、粉が入りにくい所までむらなく塗る。色の記録をつける
5年目
新しい色の注文で、試し塗りから始めて、お客さんの色見本と同じ色に合わせる
取れる資格
- 有機溶剤作業主任者技能講習
- 技能検定 塗装(金属塗装作業)3級・2級
- フォークリフト運転技能講習
講習と試験の費用は会社が出します。講習の日も給料が出ます。
溶接の終わったカバーに塗料を吹きつけ、炉で焼いて仕上げます。
塗装の仕事をくわしく見る1日の流れ
- 8:00朝礼(5分)。前の日に見つかった不良の話を聞く
- 8:05今日トラックに積む部品の一覧を見る
- 8:15ノギスやメジャーで寸法を測り、図面の数字と比べる
- 10:00休憩(10分)
- 10:10明るいライトの下で、塗装のきず・むら・ほこりの粒を探す
- 11:00角に当て物をして、段ボールや木の枠で包む(梱包)
- 12:00昼休み(60分)
- 13:00フォークリフトで、出荷場のトラックに積む
- 15:00休憩(10分)
- 15:10検査の結果をパソコンに入れる。不良があれば、写真をつけて作った人に知らせる
- 16:30次の日に積む部品を、出荷場に並べておく
- 17:00終業

先輩の一言
「図面の数字は、日本語が分からなくても読めます。最初に覚えたのは、図面に書いてある記号でした。」
一人前まで
1年目
ノギスとメジャーで寸法を測る。梱包と、フォークリフトの運転
3年目
図面の「公差」(許される寸法のずれ)を読んで、合格か不合格かを決める
5年目
不良が出たとき、板金・溶接・塗装の担当と一緒に原因を探す。お客さんの品質の担当と話す
取れる資格
- フォークリフト運転技能講習
- 玉掛け技能講習
- 技能検定 機械検査(機械検査作業)3級・2級
- QC検定(品質管理検定)3級
講習と試験の費用は会社が出します。講習の日も給料が出ます。
できた部品を図面の数字と比べて測り、きずがないかを見て、トラックに積みます。
検査・出荷の仕事をくわしく見る未経験で入った1年目の、ある月の給料です。
229,968円
溶接の仕事・遅刻・欠勤のない月・残業12時間(数字は見本です)
月給は、基本給と職務手当で20万〜26万円です。皆勤手当と資格手当は、条件を満たした月だけつきます。
| 基本給 | 190,000円 |
|---|---|
| 職務手当 | 10,000円 |
| 月給(基本給+職務手当) | 200,000円 |
| 皆勤手当(遅刻・欠勤がなかった月) | 10,000円 |
| 残業代(12時間) | 19,968円 |
| この月の合計(額面) | 229,968円 |
通勤手当は、この合計とは別に払います(かかった分・月15,000円まで)。残業代は1分単位で計算します。賞与は年2回。昨年は合わせて基本給の2.5か月分でした(数字は見本です)。
3年目の例と、月給の内訳を見る
1枚の鉄板が、4つの仕事を通ってカバーになります。
注文が入ってから出荷まで、早いもので4日です(数字は見本です)。どの仕事についても、前と後ろの工程の人と毎日話します。
会社のこと(つくっている物・社長の話)寮は月1万円。工場まで自転車で5分です。
- 部屋
- 単身用。6畳の部屋に、台所とユニットバス
- あるもの
- エアコン・冷蔵庫・洗濯機・ベッド・Wi-Fi があります
- お金
- 家賃は月1万円。電気・ガス・水道は、使った分を払います
- 空き
- 全部で6部屋。いま空いているのは2部屋です(数字は見本です)
車で通う人には、無料の駐車場が40台分あります。昼の弁当は、前の日の15時までに頼めば1食300円です。
休み・資格・暮らしのことを見る
応募の前に、工場を見に来られます。
平日 10:00〜16:00の間で、30分ほど。作業着に着替えなくても、そのまま工場の中を歩けます。見学のあとで、応募するかを決めてください。
